大原の里山にたちのぼる野焼きの煙が冬の訪れを告げ、疲れを癒す季節となります。 比叡の山々にも、大原の里にも雪が舞い降り、静かな祈りの世界が始まります。 四季折々、仏と向き合い、変幻自在な自然の姿に身を委ね、ひとときの安らぎがここにはあります。
雪が溶けていのち芽吹く頃、大原の里に優しげな春が巡ってきます。 三千院御殿門前の枝垂桜が淡い紅に染まり、大原に遅い春を告げます。 境内の枝垂桜を慕うように石楠花が彩りを添え、鶯が楽しげな囀りを聴かせてくれます。