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| ■「声明口伝」 鎌倉時代 紙本墨書 重要文化財 |
| この「声明口伝」は嘉禎4年(1238)2月9日に宗快法印が大原の草庵で記述した声明図譜です。詞章の左側に付されている墨譜は節博士と呼ばれています。 |
| これによって声明の旋律を正確に標示し、相伝することが可能になりました。宗快法印は鎌倉時代初期に良忍上人以来の天台声明を大成した蓮入房湛智の弟子で、大原に草庵を営み、声明に関する多くの書物を著し、鎌倉時代中期の魚山声明の発展に貢献しました。 |
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| ■「音律」 鎌倉時代 紙本墨書 重要文化財 |
| 声明の音階を譜図を用いて体系的に著したものです。奥書によれば、永仁3年(1295)5月6日に魚山末学の円珠(えんじゅ)が小山殿本願院で書写したとあります。 |
| 円珠は鎌倉時代後期に活躍した円珠房喜淵のことで、良忍から六代目の魚山声明師であり、優れた楽家でもありました。声明に関する多くの著作や書写本を残し、鎌倉時代後期の魚山声明の発展に貢献しました。 |
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